会社設立のきっかけ

　高校生の頃から、アトピーで肌が痒くて、お風呂上りには自分の体に指で文字がかける程赤くなってしまい、お風呂上りは肌がガサガサで、母親にすら、「あんたの肌は汚いわねえ！」と言われ続けてきました。

　自然とシャンプーなどを買う際には、「天然」「自然」と書いてあるものを選んでいましたが、「コレ！」というものには出会えませんでした。仕方なく、お風呂上りには全身に乳液をつけてしのいでいました。

　そんなある時・・・今から14年前「ローナシャンプー」と出会いました。このシャンプーは全身洗えるシャンプーだと言われたものの、シャンプーで体を洗う？なんて、ちょっと抵抗がありました。

　でも、ふと考えてみたら、顔と頭の境目はどこだろう？髪のある人はわかるけど、無い人はどこから頭？　また、顔と体の境目は？　よくよく考えたら、みんな地続きです。全身を同じモノで洗うか洗わないかはその人の好きずきだけれど、全身を洗えないようなモノは体に良いはずはナイ！と、思いました。

　早速、思い切ってローナシャンプーで体を洗ってみました。するとどうでしょう！体を洗った後、いくらお湯で流してもヌルッ！とした感触が残っていて、体の水分をふき取ったら、肌がスベスベなのです。20年以上もガサガサの肌で過ごした私にとって、スベスベの肌は信じられない思いでした。もちろん、乳液を付ける必要もなくなりました。

　シャンプーとしても使いましたが、こちらはすぐには良さはわかりませんでした。1本使い終わって、ローナが無くなり、以前使っていたシャンプーを使ったときに、初めてちがいに気づきました。

　そんな鈍感な私ですが、 肌に関してだけは敏感で、もはやローナシャンプーを手放すことはできませんでした。そして、私と同じような肌の人には、ローナは絶対必要だ！！と思い、このシャンプーを広めようと思いました。

　そうだ！これを自分の仕事としてやれば、もっと広範囲の人に知らせることができる！そう思い立って、会社を創ることにしたのです。つまり、ローナシャンプーを広める手段として会社を設立したのです。

　友人・知人に相談したら、みんな「潰れたらどうするの？」って、心配してくれました。「そのときは、またお勤めするわ！」と答えた私に、「そんな中途半端な気持ちでやるなら失敗するのは目に見えてるからやめた方がいいよ！」と言ってくれた人と、「それならいいんじゃない？やってみれば？」と言ってくれた人が半々でした。

　実際始めてからは、自分の気持ちプラス、愛用者の方々へこれらの商品を提供し続けなければ！と言う使命感のようなものが生まれました。おかげさまで１４年目を迎えることができました。これはひとえに、商品を提供してくださったメーカーの方々と、ご愛用して下さっている皆様のお陰と心から感謝しております。